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Su-27 FRANKER



              F-15が実戦部隊に配備されてからすでに約30年が
              経過した。軍用機とは開発当初は(あたりまえだが)
              新鋭機として位置付けられる。しかし、その生産が
              終わる頃には旧式機一歩手前となってしまう。
              軍用機とはそんなものだ。すぐに新しく、より強化
              されたものが出現し、それを凌ぐために新たな航空機を
              設計する… 冷戦時代の真っ只中、当然アメリカと肩を
              ならべる空軍国家であるロシア(ソ連)がF-15に
              対抗する戦闘機を開発した。<Su-27 FRANKER>である。
              当初、このSu-27はF-15のコピー機のようなものと
              考えられていた。確かに、外見上は類似する点は
              多くある。しかし、Su-27はF-15とはまったく別の
              機体で配備された当時は(おそらく)F-15の性能を
              凌いでいた。そもそも、このSu-27が開発された
              理由は1、アメリカの新鋭戦闘機に対抗するため。
              2、超低空で進入することが可能なNATO軍の攻撃機を
              撃墜するため。3、巡航ミサイルを迎撃できること。
              以上の3つである。この機は非常に高い機動性能を
              有しており、格闘戦(ドッグファイト)においては今でも
              F-15を凌いでいる。21mを超える大型の機体とは
              思えないような機動飛行が可能で空中で120°機首を
              もちあげ、そのままの状態で空中を超低速で浮遊し
              ふたたび機首をもとに戻し飛行を再開できる。
              これは航空祭などでよく披露される。「ただの曲芸で
              実戦ではなんの意味ももたない!」っと言う人もいるが
              短い時間で急速に減速ができミサイルの回避に役立つ
              っと言う人もいる。どちらにせよ、この技(?)は
              フランカーの機動性の高さを物語っているのは確かである。
              しかし、格闘戦、すなわちドッグファイトの時代は
              終わりつつある。いや、終わったといっても過言ではない。
              近代の空中戦とは強力なレーダーで敵を超遠距離で
              ロックオンし、信用性の高い打ちっぱなしミサイルで
              撃墜する。F-15はこの近代戦にもっとも適合した戦闘機
              であると言えよう。このことからF-15は世界最強と
              言われるのである。   






各種性能F-15Su-27
全長19.4m21.9m
全幅13.0m14.7m
全高5.63m5.93m
自重13,000kg16,000kg
最大重量30,800kg30,000kg
最大出力8,870kg(A/B 10,600kg)7,600kg(A/B 12,500kg)
最高速度マッハ2,5マッハ2,32
航続距離約4,000km約4,000km
固定武装20mmM61バルカン砲×1GSh-301 30mm砲×1
乗員1名1名



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